ハンバーガーはこれでいい
昨今の巷のシャレオツなカッフェでは、何千円もするハンバーガーを食べるために、若者が列を成している。
今30代以上の人間であれば、ハンバーガーなんてもんは100円やそこらで買えるもんだ、という認識でもおかしくない。
なぜなら我々は昔、100円を切る値段で売られていたマクドナルドのハンバーガーを食べていたからだ。
去年の中頃、私は近場のローソンのパンコーナーでハンバーガーを見つけた。
味だけ言えば、パンも肉もソースも期待を超えてこない、よくある「パン」バーガー だった。
だが、それが良かった。
ハンバーガーはいつからグルメでオシャレな食い物になったんだろう。
我々の認識するハンバーガーとは、おにぎりみたいに、手軽に食える安い食い物ではなかっただろうか。
そう、ハンバーガーはこれでいいのだ。
このなにも突出した所の無い「パン」バーガーが、コンビニの厳しい棚バトルを半年以上も生き残っているのは、やはりそういう認識でいる人間が買い支えているからではないだろうか。
余談1:山パン製なので、山パンのハンバーガーと同じものだと思われる。
山崎製パン | 商品情報 | 商品情報[おにぎり・サンドイッチ] | バーガーシリーズ
余談2:チーズバーガー、フッシュバーガーなど派生製品も出ているが、どれもそれなりに美味しい。